うつの前ぶれ、症状②

こんばんは。昨日の続きです。

【不安感】

別に何か嫌な出来事があった訳でもなく、「明日の会議行きたくないなぁ。」とかそんなのでもなく、言葉にできない不安が襲ってきます。常に何かに追われているような、急かされているような、焦りが湧いてきます。

【イライラ】

もう本当に、全ての人、物、出来事に対してイライラが止まらなかったです。このままだと怒りが爆発して事件とか起こしちゃうんじゃないかと、イライラしながらも毎日不安で不安で。ネットであれこれ調べると、「PMS（月経前症候群）の症状に似てるかも。」と思い、一時期は命の母ホワイトを飲んでいました。あとプラセンタの錠剤も。（プラセンタはPMSの症状を穏やかにしてくれるんだとか。）でも私にはあまり効果が感じられず…。薬やサプリメント難民になっていました。そういえば漢方も飲んでいたなぁ。

その頃は接客業をしていて、お客さんの前に立たないといけなかったので、とにかく藁にもすがる思いで、良さそうなものは片っ端から試しました。

【動悸・息切れ】

とにかく、息が苦しい。走ってもいないのに。心臓がドキドキしすぎて破裂するんじゃないかって思っていました。普通はそんなことあり得ないですよね。でもそれくらい一度動悸がでると、パニックになってしまい「このまま死んでしまうかも…。」と頭によぎるのがとっても怖いのです。

こんな症状が出だして少し経ってから、ネットで「うつ 症状」「うつ 診断」等のワードを検索するようになりました。うつ診断チェックの結果が「うつの可能性が高いです。早めに病院を受診しましょう。」と出たときはとってもショックでした。「うつじゃありません。」と言って欲しくて、何度も何度も違うサイトを検索しては、診断チェックをやりましたが、どれも「うつの可能性が高い」としか答えてくれませんでした。でもその時の私は誰にも相談できずに、そこから心療内科に通うまで２年程かかりました。職場では責任者という立場だったので、「ここで私が弱るとダメだ！もっと頑張らなきゃ！頑張ればいつか良くなる！」と、その時はすぐに病院に行く決断ができませんでした。病院に行くと、絶対に『うつ』だって言われるから。心の中ではもうわかっていたんです。でも認めたくなかったんです。

これは今だからこそ言えることかもしれませんが、『うつ』って全然恥ずかしくないんですよ。

「うつになる人は心が弱い人だ。」とか「ただの甘えだ。」とかって言う人もいるじゃないですか。あんなの嘘です。どんなに心が強い人でも、どんなに明るくて元気な人でも、お金持ちでも、貧乏でも、美人でも、ブスでも。（言い過ぎかな）

心の病気は、どんな人でもなっておかしくないんです。

だからもし「体調がおかしいな」「うつなのかな？」と思っている人がいたら、勇気を出して休んでください。カウンセリングに行くのもいいと思います。とにかく自分の身体を大切に。